2012年7月20日金曜日

第3の「ベージュ脂肪細胞」に肥満予防効果あり!


おはようございます。

ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。

毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。





これは注目される研究発表です。



脂肪細胞には、今まで白色と褐色の二つと知られていましたが、

第3の「ベージュ脂肪細胞」が見つかったそうです。



「ベージュ脂肪細胞」は、

・寒さの刺激をする

・筋肉運動をする

ことで脂肪を蓄えるだけの「白色脂肪細胞」から

エネルギー消費の高い「ベージュ脂肪細胞」に変化するそうで、

運動のメリットがまた一つ増えたわけです。





私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。

私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。





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****************************【以下転載】****************************



肥満や糖尿病の治療に「ベージュ脂肪細胞(白褐色脂肪細胞)」という新しい第3の脂肪細胞が役に立つのではないかという研究結果が、米国ボストンのハーバード大学医学部ダナ・ファーバー癌研究所のBruce Spiegeleman博士らによって報告され、2012年7月20日付の医学雑誌『Cell』に掲載されることになりました。



脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」があることが知られています。白色脂肪細胞は、余分なカロリーを中性脂肪として蓄え、下腹部、太もも、お尻、背中、腕など、全身のあらゆるところに存在します。最近では内臓のまわりに過剰に蓄積した白色脂肪細胞が、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常、炎症などを引き起こすことが指摘され、メタボリックシンドロームの直接的な原因のひとつとして、注目されています。



褐色脂肪細胞は、首、肩、腋の下、心臓、腎臓のまわりにわずかに存在するだけで、加齢とともに徐々に量が減っていきます(乳児期には100g、成人で50g程度)。褐色脂肪細胞は、余分なカロリーを熱に変えて体温を上昇させることができ、余分なエネルギーを消費する働きを持ちます。このため加齢とともに脂肪が付きやすくなるのは、褐色脂肪細胞の減少と関係があるのではと言われています。



今回の報告によると研究者らは、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞のほかに、第3の脂肪細胞として、「ベージュ細胞」と呼ばれる脂肪細胞があることを指摘しました。すでに研究者らは2008年に「ベージュ細胞」の存在を指摘していましたが、今回の研究では、ほかの脂肪細胞と遺伝的にどんな違いがあるのかを分析しました。



すでに研究者らは褐色脂肪細胞は、筋原性の幹細胞由来、つまり脂肪でありながら筋肉と同じ幹細胞から分化したものであることを発表しています。今回の研究結果からは、ベージュ細胞は、筋原性の幹細胞由来ではないことが明らかになりました。



一方で、褐色脂肪細胞が多いマウスは、高脂肪食を食べても肥満になりにくいことが知られています。これは褐色脂肪細胞のミトコンドリアには、「UCP1」というタンパク質の量が多く、この「UCP1」の働きで熱産生を高め、エネルギー消費や体脂肪量の調節に関係していることが明らかになっています。しかし「ベージュ細胞」を調べてみると、褐色脂肪細胞のように「UCP1」が数多く発現していませんでしたが、さらに研究を進めて行くと、「ベージュ細胞」では、寒さの刺激、そして筋肉運動を行うことで分泌される「イリシン」というホルモンの分泌によって、「白色脂肪細胞」が「ベージュ細胞」に変化し、ミトコンドリア内に「UCP1」が多く発現することを明らかにしました。



この結果から、加齢とともに増える白色脂肪細胞を、運動や体温調節機能によって刺激し、エネルギー消費の高い「ベージュ脂肪細胞」に変えることで、肥満や脂質代謝異常、糖尿病、メタボリックシンドロームの予防や治療に役立てることができるのではないかと指摘しています。



(出典:Health & Beauty Review)

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